ミニPOP-UPストア2025春、BUREL FACTORYバッグ オーダー会のご案内
- tfunanaka
- 4月8日
- 読了時間: 4分

毎年12月に数社が合同で開催していますが、今回はイレギュラーに春もやります!
スナワチ様との2社のみで、ミニPOP-UPストアを開催致します。
期間:2025年4月25日(金)~27日(日)
※例年、月曜までの4日間でしたが、今回は日曜までの3日間です。
時間:11AM~7PM
※初日は設営のため午後スタート、最終日は撤収のため6PMまで
場所:渋谷区神宮前3丁目2-20デザインフェスタギャラリー原宿EAST「2階」
※Google Mapはこちら
※今回は2階です!!
(JR原宿駅から徒歩9分、メトロ明治神宮前駅から徒歩7分)
今回はGrant Stoneやスニーカーは一切ナシ、服とUTIPPAのみです!!
・2025SSの服(Curlyとアロハシャツがメイン)
・一部商品のセール(20%~50%!!)
・スーパースリッパ、UTIPPAの販売(会場ではサンプルのみ、後日郵送にてお届け)
・BURELバッグのオーダー会
今回の注目は、BUREL FACTORYのバッグのオーダー会です!!
BURELとは、ポルトガルの最高峰エストレーラ山脈の麓にある、Manteigas(マンテイガス)で作られる、ローカルウールを昔ながらの製法で作られるフェルト状のウールの総称です。

ただこのBURELは一時期、多くの伝統工芸と同じく生産効率や後継者不足により衰退していきました。
2006年に彼の地を訪れたイザベルとジョアンは、その土地に魅了され、古い療養所を買収し、改修しました(それは現在、Casa das Penhas Douradas -Burel Expedition Hotelになっています)

このホテルを建設中、二人は山や先住民文化であるBURELウールとの世俗的なつながりにおける熟練度を示す要素を探していました。そしてその土地の重要な毛織工場のひとつ、Lanifícios Império(ラニフィソス・インペリオ)を見つけました。ただこの工場は、時代のニーズに適応する能力を持たず、債務超過に陥っている事を知ります。
工場の様子と、19世紀から使われ続けている機械
そこで二人は工場を買収し、BUREL ウールの復興にも着手します。
現在も使われている古い製図帳からいくつかのパターンを再利用し、年配の織機師を若い世代に技術を伝承し、それまでウールの地色しか存在しなかったBURELに色を付けました。
こうした復興を経て、この工場は2012年に「BUREL FACTORY」と名前を変えて、新たなブランドとしてリスタートする事になります。

BUREL FACTORYの商品は、当地のウールから全て手作業で行われるため、大量生産は出来ません。それでも弊店で扱おうと思ったのは、シンプルにフェルト状のBURELウールの質感の良さと、何よりイザベルとジョアンのプロジェクトに深く共感したからです。
消費資本主義により、商品に対する物差しは素材や縫製などではなく、「コスパ」が優先されるようになりました。
ただ私はこういう時代に小売業を生業にしていますが、単に商品のパッケージとしてのコスパが高い商品を扱うつもりはございません(そっちの方がビジネスは上手なのだと思いますが・・・)
実際に商品を手に取って肌触りや着心地を感じ、またそのブランドのコンセプトなども知ってもらう事で、コスパではなく「自分なりの審美眼」を育ててもらいたい、と思っております。
前置きが長くなってしまいましたが、BUREL FACTORYのバッグ オーダー会の詳細です。
今回のオーダー会では、バッグと生地サンプルを展示しますので、そこでお好きな色を選んで、オーダーいただく事が可能です。

・商品代金はオーダー時に頂きます
・商品のお届けは2025年8月頃になる見込みで、宅配便にてお送り致します
・一部デザインがあるバッグは、詳細な色指定までは出来ない場合もございます
0Kcal Bag
Small 27 x 26 x 13 35,200円
Medium 37 x 30 x 16 42,900円
Large 42 x 37 x 18 57,200円
0Kcal Bag オーダー会ではツートンもオーダー出来ます!!
0Kcal Primavera Bag
27 x 26 x 13 (Smallと同じ) 57,200円
0Kcal Primavera Bag 細かい色の指定は不可?(メーカーに確認が必要で、お任せは可能)
他にもいくつか商品サンプルがございますので、ぜひ会場にてBURELウールを触って、バッグを見てみてください!!
BUREL FACTORYの創設者であるイザベルの言葉がとても好きなので、最後に記しておきます。
「We elevate Wool to Art, Burel to Culture and Serra da Estrela to a Destination」
(私たちはウールをアートに、ブレルを文化に、そしてエストレーラ山脈を目的地の域まで押し上げていきます)

「出かける準備は出来ているか?」
合同会社ゲットゴーイング
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